Clown Crown

道化師の手にみしるし一つ 貴なる涙のみしるし一つ 道化はおとめの腕の中

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【設定】 一座の面々

2006/09/06(水)
【座長】

 名前不明。誰もが「座長」もしくは「長殿」(おさどの)と呼ぶので特に不便はない。
 三十路は越えていそうだが、実年齢不明の女。
 旅芸人一座の座長というよりは花街で妓楼を構えていそうな、妙な色香と風格を備えている。
 煙管片手に、何やらいろいろと怪しげなことをしているようだが、詳しいことは誰も知らない。
 いろんな客が尋ねてきているようだが、それも詳細不明。
 一座のものは皆、座長がどこかしらから拾ってきた(声をかけてきた)ものたちばかり。
 暗黙の了解は「触らぬ座長に祟りなし」



【ジョージィ】

 本名、ジョゼフィーヌ。
 白いいたちに似た獣。ただし尻尾は三又。
 一座がフランネールに入る二月ほど前から旅に加わった、まだ新参者。
 本性は夢魔の一種。人の夢以外に、強い感情や土地に残る想念なども食べる。それゆえそういったものが集まりやすい場所にも鼻が聞く。墓地なんかが好物でもある。味はなんでも濃い方が好きなので、たとえそれが阿鼻叫喚でも美味しくぺろり。

 一座の公演では主として演出担当。客たちの意識を微かに夢の中に呼び込むことで、さまざまな効果を感じさせている。
 人の言葉は完全に理解するが、自身がしゃべることはできない。
 食欲旺盛。短気。そしてツンデレ(笑)
 サラスヴァティは実はいたく気に入られているのだが、あまりにその仕打ちがひどい(ツンが激しい)ために、今のところ気付いているのは座長だけ。
 愛ゆえに常に大暴走の困ったお嬢さん。

 ちなみにサラスヴァティの夢は本来の好みの味とは違うらしい。



以下随時増加。

【DATA】 各種設定 /

【9月6日】 スノウブランの森

2006/09/06(水)
例によってジョージィは元気すぎるぐらい元気だ。
……なんなんだろうな。
俺についてこいってやたらとせがむ割には、いざついていくと放っていくんだから。
毎度追いかけるのに必死だよ、俺は。
こっちはそんなに身軽じゃないんだ、もうちょっと手加減してくれないととても追いつけやしないって。

そうやってジョージィを追いかけるうちに、森の中で男にあった。
ちょうどそこで彼女も見失ってしまったから、しばらくその男と話をしたんだけど、これが案外面白いもので。
ぱっと見、真面目そうなお人柄にみえたんだけど、話してみるとどうも違ったらしい。
どちらかといえば、俺に近い感じだな。
魔法が解けたら蛙に戻る……なんて。こんないい男捕まえていってくれるよ。
しかしまあ古今東西、お姫様だの女神さまだのに迷惑をかけられるのは何も特別な男に限らない。たぶん、男と女ってのはそういう関係にできてるんだろう。

聞けばジョージィと似た性質。夢魔なんだそうだ。
夢魔が具体的にどうやって夢なんてものを食べてるのか、興味がわいた。
ジョージィは残念ながら人の言葉をしゃべってはくれないから、曖昧なニュアンスを伝えてはくれない。
いっそ本当に夢をやって、教えてもらうのも悪くないかね。

……ところでジョージィ、立ち聞きはよくないと思うんだよ。
あと、すぐに暴力に訴えるところも、よくない。うん。


遭遇:ウリグ

【DIARY】 日々の覚書 /

【8月29日】 スノウブランの森

2006/08/29(火)
宵の口に、ジョージィがあんまりやかましいんで散歩にでも付き合っておやりと座長に体よく厄介払いされた。
この上もなく元気なお嬢様。
森までいったのはいいけど、そこでいきなり人を昏倒させて自分の腹を満たすのはさすがにひどくはない?
それこそ通りすがりの魔物にぺろりと命までいただかれちゃったらどうしてくれるつもりだったんだか。

気がついたときにはとっぷり夜は更けていて、ひとり残された俺の耳に届いたのが誰かが剣を振るう音。
覗いてみればいたのはまだ若そうな男だった。
何やら思うところがあったようで、鍛錬してたんだとか。
それにしたって、怪我を押してまでの訓練だなんて、よくやるよと思うんだけどね。
……馬鹿にしてるとか、そんなんじゃない。
単純に俺には真似できそうにないって、そう思うだけ。
平気だっていったって痛くないはずがないだろうに、彼は剣の向こうに何を見てたんだかね。

遭遇:ゼン(ゼン=スカイナー)

【DIARY】 日々の覚書 /

【8月27日】 リトゥラ湖下流

2006/08/27(日)
久しぶりの快晴。
昼間に涼を求めて川の下流まで散歩にでたら、可愛いらしい落し物がひとつ。着ているもののせいで男の子かと思ったけれど、女の子だ。
あんまりぐっすり眠っていたからついつい、からかい混じりに起こしてみた。
……まあ当然、驚いてたわけだけど。

ずいぶん素直な子だった。
いきなり現れた俺に不信の目を向けるわけでもなく、忠告を余計なお世話とつっぱねるでもなく、冗談を冗談とも疑わない。
おまけに王子様と来たもんだ。
あんな子には何事もなく無事にすごしてもらたいもの。

一座に戻ってから「俺って王子キャラでいける?」なんて聞いてみたら思い切り大笑いされた。
舞姫さまになんか、可哀想な目でみられたよ。
はいはい、わかってますよ。俺には道化師風情が性に合う。
お姫様の魔法の力なんて借りた日には、あとのお礼が高くつくだろう。
そんなことはこの身で十分、分かってるんだから。

遭遇:(ソフィア)

【DIARY】 日々の覚書 /

【8月26日】 裏路地

2006/08/26(土)
街って奴は、どんなとこだろうと一応一通り知って置いたほうが得策らしい。
逃げるにしても道を知ってると知らないじゃ大違いだ。
もう迷子はごめんだよ。

【DIARY】 日々の覚書 /
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